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1996 年度 実績報告書

60歳における歯の喪失および骨密度と食事栄養・生活習慣に関する調査研究

研究課題

研究課題/領域番号 07457516
研究種目

基盤研究(B)

研究機関愛知学院大学

研究代表者

中垣 晴男  愛知学院大学, 歯学部, 教授 (10097595)

研究分担者 坪井 信二  愛知学院大学, 歯学部, 助手 (30231442)
キーワード8020 / 食生活 / 栄養 / 80歳 / 60歳 / 骨密度 / 咀嚼能率 / ライフスタイル
研究概要

昨年度の第1年目の調査では60,70歳の保有歯数は過去の生活習慣と深くかかわっていることが明らかになった。また60,70歳の現在の食事でエネルギーの摂取量が少なく,糖質の充足率も有意に低いという結果であった。
今年度は骨密度と歯数の関係を分析することを中心に研究を行った。
成人健康診査の受診者で歯科検診を受診した者のうち,60歳70歳代男女88名を対象とした。骨密度の測定は踵骨超音波骨量測定装置を用いて測定を行い,同年齢比較値,20歳比較値を得た。歯数は智歯を含む「全歯数」、前歯と犬歯のみの「前歯数」,小臼歯と大臼歯(智歯)を除く「臼歯数」を用いた。有意差はピアソンの相関係数を用いて検定した。
その結果,男性は骨密度と現在歯数のどの組合せにおいても有意な差は認められなかった。女性でも同年齢比較値と歯数の相関は低く有意な差はみられなかった。しかし20歳比較値と前歯数で有意な差(p<0.05)がみられ,全数でも傾向(p<0.1)がみとめられた。
今回の調査で女性において骨密度と歯の数とが関係していることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Nakagaki H.ら: "Dental,Personal history and nutritional status of 2 groups of 60-and 80-year-old people haring more than 20 teeth" The XIV Int. Scientific Meeting of IEA. (抄). (1996)

  • [文献書誌] 森田一三,中垣晴男ら: "岐阜県山岡町における歯数と骨密度との関係" 日本公衆衛生雑誌. 43(10). 332- (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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