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1997 年度 実績報告書

数学科における学習用ソフトウェアの開発と活用に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07458026
研究機関亜細亜大学

研究代表者

植竹 恒男  亜細亜大学, 教養部, 教授 (10050189)

研究分担者 竹之内 脩  大阪国際大学, 経営情報学部, 教授 (20029375)
一山 稔之  亜細亜大学, 教養部, 助教授 (70213014)
山崎 圭次郎  亜細亜大学, 教養部, 教授 (60012275)
キーワード数学教育 / 学習用ソフトウェア / GUI / インターネット
研究概要

近年、パソコンの世界におけるGUI(Graphical User Interface)機及びインターネットの普及は目覚ましいものがある。われわれは日本数学教育学会における1992年から2年間にわたる文部省からの委託研究並びにその後の数式処理ソフトの利用に関する研究の成果を踏まえ、多くの研究者の協力を得て、そのような新しい環境のなかでの数学教育について考え、大学及び高等学校におけるGUI上の学習用ソフトウェア及びこれを開発するためのツールについて理論的かつ実践的な調査・研究を行うことを試みた。GUI上でのアプリケーションを開発するための言語Visual Basicなど,数式処理システムMathematica,Methcadなど、表計算ソフトExcelなど、インターネット系言語HTML,Javaをそれぞれ用いて作成された多くの興味ある学習用ソフトウェアの事例が報告された。GUIによってコンピュータの操作性は著しく改善されたけれども、数学科における、これに対応する学習用ソフトウェアの開発については多くの課題が残されていることが明らかになった。学習用ソフトを"活用"できるような施設・設備の充実については各学校段階において今なお不充分だが、将来に向けての布石の役割を果たし得たと思う。
インターネットの利用についても、いろいろな事例が報告され、この機会に各研究グループの間に情報交換のリンクを張ることなどが提案され既に試みられつつある。今後はこれを、今回あまり触れられなかった電卓や、手を付けることができなかた小学校。中学校における算数・数学教育も含めて研究情報の交換にも広げて行きたい。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 植竹恒男・山崎圭二郎他: "数学科における学習用コンピュータの開発と活用に関する研究" 日本数学教育学会第30回論文発表会論文集. 511-516 (1997)

  • [文献書誌] 山崎圭二郎: "自然数論について" 亜細亜大学情報科学研究. 4-1. 57-66 (1998)

  • [文献書誌] 一山稔之: "数式処理システムによる数学解析" 日本数学教育学会高専部会研究論文誌. 4・1. 51-62 (1997)

  • [文献書誌] 一山稔之: "学内ネットワークを利用した数学教育の試み" 数学教育学会1997年春季年会発表論文集. 36-39 (1997)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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