本研究では、算数・数学教育における実験・観察的なアプローチをもとづいた教材を開発した。数学における実験・観察を行う強力な道具として、コンピュータ・グラフ電卓などのテクノロジーを利用して、児童・生徒に数学を観察したり、実験したりすることで学習を進める教材を開発した。また、図形ソフトウエアを利用した教材における生徒の証明活動についても、実験的な研究を進めた。成果としては、次のものがある。 1)清水監訳、「グラフ電卓で探る数学の世界」、現代数学社、1997 2)共編著、「テクノロジーを活用した新しい数学教育-実験・観察アプローチを取り入れた数学授業の改善-」、明治図書、1997
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