研究課題
基盤研究(B)
今日ほど教育改革を叫ばれたことも希であるが、その多くは外部からの刺激によって改革をすすめた例が多いのではないだろうか。本研究は兵庫教育大学の教科教育を担当する若手の教官グループがスキーマ理論を基礎として教科を越えて生徒の発達過程と関連づけながら学習すべきスキーマを実証的に検証しようとするものである。教育環境からキーワードを選別し、そのキーワードの構造化を行ない同時に生徒のいだいているスキーマを探る。平成8年度は以上の過程を遂行中であるが、平成9年度は各教科の枠を越えて、集められたキーワードに関するスキーマからそれを知識ネットワークにまとめる。新たな教科を越えたスキーマ理論を探索し、教育内容の精選化を図り、教育界内部からの教育改革を推進する一助を担う。
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