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1996 年度 実績報告書

文字切り出し・認識・知識処理の協調による連続体文字認識

研究課題

研究課題/領域番号 07458069
研究種目

基盤研究(B)

研究機関信州大学

研究代表者

中野 康明  信州大学, 工学部, 教授 (20217805)

研究分担者 丸山 稔  信州大学, 工学部, 助教授 (80283232)
宮尾 秀俊  信州大学, 工学部, 助手 (10239353)
キーワードパターン認識 / 文字認識 / 筆記体単語認識 / 文字切り出し / 知識処理
研究概要

本年度は、連続筆記体で書かれた英単語から切り出した文字の認識の高度化と日本語手書き文字データの収集を行った。
1.対象データ:ニューヨーク州立大学から提供されている郵便書状宛名書きデータについて、本年度購入したワークステーションを使用して実験した。本年度は、このデータのうち、連続筆記体英文字について認識を行った。
2.HMM(Hidden Markov Model)手法を文字認識に適用することを試みた。HMM手法では、使用する特徴が1次元系列であることが必要とされる。そのため、文字パターンを水平方向に輪切りし、各区分において複数の特徴を測定して、特徴ベクトルとした。本特徴を用いて、HMMによる認識を試みた。
3.文字パターンは2次元パターンではあるが、文字の筆書は1次元時間パターンとして行われる。この観点から、1次元筆点移動パターンと2次元文字パターンとの整合を行うアルゴリズムを提案した。実験システムを開発し、実験の手書き文字に適用した結果、良い整合が得られ、モデルを用いた認識の可能性があることを示した。
4.研究中の英文字認識手法を手書き漢字にも適用するため、文字記入用紙を作成し、実際に文字筆記データを採取した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Y.Nakano: "Cursive Handwritten Word Recognition Using Multiple Segmentation Determinerd by Contour Analysis" 電子情報通信学会論文誌. E79-D. 464-470 (1996)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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