• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1997 年度 実績報告書

文字切り出し・認識・知識処理の協調による連続体文字認識

研究課題

研究課題/領域番号 07458069
研究機関信州大学

研究代表者

中野 康明  信州大学, 工学部, 教授 (20217805)

研究分担者 宮尾 秀俊  信州大学, 工学部, 助手 (10239353)
丸山 稔  信州大学, 工学部, 助教授 (80283232)
キーワードパターン認識 / 文字認識 / 筆記体単語認識 / 文字切り出し / 知識処理
研究概要

本年度は、連続筆記体で書かれた英単語の認識の高度化と日本語手書き文字データの切り出しの研究を行った。
1.対象データ:ニューヨーク州立大学から提供されている郵便書状宛名書きデータならびに、独自に採集した日本語住所データを用いた。
2.HMM(Hidden Markov Model)手法を文字認識に適用することを試みた。HMM手法では、使用する特徴が1次元系列であることが必要とされる。そのため、文字パターンを水平方向に輪切りし、各区分において求めた特徴ベクトルを用いて、HMMによる学習・認識を行った。その結果、従来の方向性パターンマッチングにより得られた認識率75%に近い認識率が得られる見通しを得た。
3.手書き文字データベースを拡大するため、オンライン文字パターンに変形を加える手法を開発し、これからオフラインパターンに変換することにより、大量のオフライン文字データベースを作る手法を開発した。
4.英文字切り出し手法を手書き漢字対象に拡張し、接触文字切り出し手法を開発した。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Y.Nakano: "Cursive Handwritten Word Recognition Using Multiple Segmentation Determined by Contour Analysis" 電子情報通信学会論文誌. E79-D. 464-470 (1996)

URL: 

公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi