研究概要 |
I.平成7年度研究実施状況 (1)会議及び打合せ 4回実施 (2)実船実験 (2-1)富山商船高専練習船若潮丸出入港実験 3回実施 (2-2)フェリー乗船観測実験 1回実施 (3)シミュレータ実験 被験者2名 計6回実施 II.上記の具体的な討議,実験等に基づき,次記する内容の研究実績を得た。 (1)操船者の生理的情報計測 導入した多チャンネル生体情報ロガーにより,操船者の心拍数,皮膚電位等の計測を実船(練習船・フェリー)シミュレータで実施できた。 (2)操船シミュレータ実験 1995年11月に世界最新鋭の操船シミュレータを導入した。この操船シミュレータを用いて,操船者の制御解析,生理情報計測を実施できた。 (3)操船者ヒューマンパフォーマンスモデルの推定 実船及びシミュレータ実験,海難事故統計解析から操船者パフォーマンスを一航海に恒って表現できるモデルの原型を求めた。 これらIIの(1),(2),(3)の成果を幾つかの学会等で発表(予定含む)する。 (4)次年度以降研究計画の立案,修正 結論(まとめ) 平成7年度に計画された実験は全て実施され,ヒューマンエラーの原型モデルを構築された。又,成果を幾つかの学会に発表申請し,許可された。
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