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1995 年度 実績報告書

微小管構築制御の分子機構

研究課題

研究課題/領域番号 07458191
研究種目

一般研究(B)

研究機関京都大学

研究代表者

西田 栄介  京都大学, ウイルス研究所, 教授 (60143369)

キーワード微小管切断 / p48 / EF-1α / 中心体 / 中心子
研究概要

1.Xenopus卵M期抽出液に哺乳類培養細胞から単離した中心体を添加する実験を行い、微小管切断因子として同定されたp48(=EF-1α)が中心体に集積することを明らかにした。この集積は微小管脱重合剤存在下でも起きた。したがって、p48が微小管をレールとして中心体に集積するのではなく、中心体に直接集積することが示唆された。単離中心体と精製p48をインキュベーションした場合には、p48の中心体への集積は起こらなかったことから、p48は抽出液中の他の因子を介して中心体に結合することが示された。
2.p48(=EF-1α)も含めた中心体の分子構成及び機能を解析する目的で、中心体に対するモノクローナル抗体の作製を開始した。Xenopus卵M期抽出液から中心子周辺物質を部分精製し、マウスに免疫することによってモノクローナル抗体を作製した。その結果、間期培養細胞において中心体のみを染色し、M期においては中心体及び紡錘体微小管を染色するという数種のクローンを得た。今後は発現ライブラリーからのスクリーニング等によって抗原を同定していくと共に、Xenopus卵抽出液からの免疫除去等によって抗原の機能解析を行う。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] Shiina, N.: "Microtubule-severing activity in M phase." Trends Cell Biol.5. 283-286 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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