研究課題/領域番号 |
07505002
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研究種目 |
試験研究(A)
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研究機関 | 東京工業大学 |
研究代表者 |
丸山 一男 東京工業大学, 精密工学研究所, 教授 (80016774)
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研究分担者 |
辻 裕一 東京電機大学, 理工学部, 助教授 (10163841)
初澤 毅 東京工業大学, 精密工学研究所, 助教授 (70272721)
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キーワード | 三次元座標測定機 / 空間座標測定機 / 精密測定 / 非接触測定 / 画像処理式プローブ / サブピクセル処理 / 5軸制御 |
研究概要 |
高精度5軸制御非接触型空間座標測定機を製作するために、まず測定機本体の購入を設備備品費でおこなった。研究費交付申請時には、(株)ツガミ製の万能測定顕微鏡(UM2D)を購入し、それを主体として、X軸、Y軸、Z軸の3軸座標、及びX軸回転角、Y軸回転角の2軸の回転角が検出・制御可能な機械本体部分及び駆動機構、座標及び回転角検出機構の設計を行う予定であったが、本年度ドイツのツァイス社より、X軸、Y軸、Z軸の3軸座標、及びX軸回転角が検出・制御可能な光学式CNC2.5次元測定機が発売されたので、種々比較検討の結果、これを購入し本研究の測定機本体として研究を進めることにした。 測定機本体の購入は、設置場所の改修工事との関連でかなり遅れることが予想されたので、従来我々が開発してきた非接触型空間座標測定機を用いて、小型歯車精度測定用のプログラムを開発する研究を行った。まずサブピクセル画像処理式プローブの検出精度を検討する実験を行い検出精度を調べた。検出精度は画面の左右の端で良くないのでそれを考慮したホブの精度測定プログラムを開発した。 測定機本体は12月に納入されたので、5軸目のZ軸コラムの傾斜回転機構の機械部分及びコンピュータ制御システムの設計を次のように進めている。 1)Z軸コラムの傾斜回転角を精密に検出する機構の設計(購入したロータリエンコーダ使用) 2)Z軸コラムの傾斜回転機構の設計 3)Z軸コラムの傾斜回転角を駆動制御するプログラムの開発
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