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1995 年度 実績報告書

軟骨魚類の骨硬化ホルモン〈カルシトニン〉:細胞レベルにおける生理作用の解明

研究課題

研究課題/領域番号 07554089
研究種目

試験研究(B)

研究機関金沢大学

研究代表者

笹山 雄一  金沢大学, 理学部, 教授 (30018999)

研究分担者 鈴木 信雄  金沢大学, 理学部, 助手 (60242476)
西沢 勉  住友金属工業, ハイクオリティライフ研究所・生物工学研究室, 室長
黒田 英世  富山大学, 理学部, 教授 (50064845)
キーワード軟骨魚のホルモン / カルシトニン
研究概要

カルシトニンは硬骨に作用して破骨細胞の活性を抑制し、結果として骨を硬くするホルモンである。しかしながら、申請者等は軟骨魚類のアカエイも大量のカルシトニンをもち、何らかの生理作用を担っていることを明らかにしてきた。本研究は、将来の医薬品の開発に向けて、軟骨魚がもつカルシトニンの細胞レベルの作用の解明を目指すものである。本申請は補正予算で認められたため、現在、研究の進行は遅れている。また、申請額の縮小があった為、申請した設備を完全には揃えられなかった。本研究の実験の主たる部分は細胞内外でのCaの動態の把握であり、それにカルシトニンがどのように関与するかを明らかにすることである。その為に細胞内イオン測定装置を申請してあった。しかしながら、上記の事情でそのものは購入できなくなった。従って、予算の範囲内で手作りで同等な機能をもった装置を作りつつある。すなわち、万能倒立顕微鏡を購入しそれにCaと結合した蛍光色素を励起させることが出来る落射蛍光装置を取り付け、さらに検出の為の光電管をもつ測光部とそれを増幅させる部品を取り付けた。これらは黒田氏との共同作業による。また、実際に測光可能か否かを試しつつあるが、試みにウニの卵内のCaの検出装置と比較したところ、軟骨細胞の大きさはウニ欄より小さいため、さらに検出感度上げる必要が出てきた。現在、それを検討しているが、部品を換えるだけの問題なのでほぼ測定装置は完成に近づいたと言える。また、当初は哺乳類の細胞から始める予定であったが、予算の都合でCO2インキュベータ-がすぐには買えない。しかしながら、魚類の軟骨細胞を培養している研究者よりそのノウハウを教えて貰えることになった。従って、まずはその細胞でCaの動態を調べ、続いて哺乳類の細胞で調べる予定である。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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