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1997 年度 実績報告書

接合解析ソフトウェアの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07555033
研究機関東海大学

研究代表者

三好 俊郎  東海大学, 工学部・航空宇宙学科, 教授 (70011195)

研究分担者 白鳥 正樹  横浜国立大学, 工学部・生産工学科, 教授 (60017986)
キーワード接合 / 接着 / はんだ / 溶接 / 有限要素法
研究概要

電子部品やエンジンなどの機械部品には金属、樹脂、セラミックスなどを互いに接合した異種材料接合材が幅広く利用されている。この異種材料接合材の「応力特異性」および「接合構造強度」の評価を行うソフトウェアを開発した。
ソフトウェアは2段構成である。第1段目では有限要素法により、応力解析ならびに熱伝導解析を行う。有限要素法は一般の変位法を用い、2次元解析のみとした。第2段目では1段目の結果を用い、「応力特異性」「接合構造強度」の評価を行う。応力特異性の特性方程式にはBogyの解を用いた。このソフトウェアの計算結果と種々の実験と比較したところ、良好な結果を得ることを確認した。
さらに、このソフトウェアに以下の改良を加え「接合解析システム」を完成させた。(1),第1段目と第2段目を統合し、シームレスに扱えるように改良した。(2),強度評価を簡潔に行えるよう、グラフィカル・ユーザー・インターフェースを使い、対話形式で応力特異性の次数や応力拡大係数などを求めることができるよう改良した。(3),開発はUNIX機で行ったが、より対話的処理能力の高いOSである、Windows 95/NT(Microsoft社)で動作するよう、移植・改良した。

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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