| 研究課題/領域番号 |
07555197
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| 研究種目 |
基盤研究(B)
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| 配分区分 | 補助金 |
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| 応募区分 | 展開研究 |
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| 研究分野 |
無機材料・物性
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| 研究機関 | 東京学芸大学 (1996-1997)
鳥取大学 (1995) |
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研究代表者 |
鎌田 正裕 東京学芸大学, 教育学部, 助教授 (20204604)
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| 研究分担者 |
小出 邦博 株式会社TYK, 研究所, 主任研究員
米田 憲司 京都大学, 原子炉実験所, 助手 (10027443)
藤根 成勲 京都大学, 原子炉実験所, 助手 (90027441)
神田 啓治 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (10027419)
江坂 享男 鳥取大学, 工学部, 教授 (70116317)
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| 研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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| キーワード | 中性子ラジオグラフィ / 冷中性子ラジオグラフィ / リチウムイオン伝導体 / 固体電解質 / セラミック |
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| 研究概要 |
1.赤外線導入加熱装置を、京都大学原子炉実験所の中性子ラジオグラフィ設備に設置し、模擬試料(水を含浸させたセラミックス)を加熱する実験を行った。この実験によって、実験試料の最高到達温度のほかに、赤外炉がラジオグラフィ設備に与える影響の有無について確認した。
2.^7Li比がほぼ1のLi_<1.33>Ti_<1.67>O_4(smpA)と天然の同位体比からなる同試料(smpB)を電気炉内で重ね合わせ、smpBにアノードを、smpAにカソードを取り付けて900℃で一定電気量通電させた後、これらの試料のNR像を撮影した。得られたNR像から下記の知見を得た。
(1)同酸化物中のリチウムイオン輸率はほぼ1である。
(2)アノード近傍ではリチウムイオンが抜けてなくなり、Li_<1.33>Ti_<1.67>O_4はTiO_2に変化する。
(3)逆方向に通電することで、TiO_2相へLiイオンをインサートすることができる。
3.同種の実験をCa_<0.95>Li_<0.1>WO_4系酸化物とCa_<0.95>Li_<0.1>MO_4に対しても実施し、下記の知見を得た。
(1)Ca_<0.95>Li_<0.1>WO_4中のリチウムイオン輸率はほぼ1である。
(2)Ca_<0.95>Li_<0.1>WO_4中で導電に寄与することのできるリチウムイオンは、全リチウムイオンの50%である。このことから格子間に存在しているリチウムイオンのみが導電に寄与しているものと考えられる。
4.冷中性子ラジオグラフィとイメージングプレートを使用することで、より定量性の高いラジオグラフィ像が得られることがわかった。
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