研究課題
本年度は本研究の最終年度にあたり、以下にその研究業績の概要を記す。1.地区森林景観予測への適用昨年度開発した森林景観予測システムに、立木密度、植物成長エンジン、レクリエーション活動に対応した密度管理をパラメータとして組み込み、伐採・造林、育林、レクリエーション開発等の現実の森林景観改変を追跡できるモデルへと改良した。2.システムの実用性の検証(その1)森林環境予測システムを実際に秩父演習林の人工林と自然林に適用し、伐採・植林について、地区レベルの景観予測を行い、システムの有効性と実用性を明らかにした。3.システムの実用性の検証(その2)昨年度整備した景観モニタリングシステムで収集した森林景観の映像を、インターネットで公開するシステム開発をおこない、その可能性を検討し、ネットワークによるコラボレーションへの応用可能性を明らかにした。4.当該研究のとりまとめ:本研究の成果をとりまとめ、報告書を作成すると共に、インターネットによりその内容を画像データを含めて公開する。
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