研究課題/領域番号 |
07556041
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
奥山 剛 名古屋大学, 農学部, 教授 (00023482)
|
研究分担者 |
加藤 猛雄 大建工業(株), 開発部, 研究員
吉田 正人 名古屋大学, 農学部, 助手 (30242845)
鈴木 滋彦 静岡大学, 農学部, 助教授 (40115449)
山本 浩之 名古屋大学, 農学部, 助教授 (50210555)
|
キーワード | ラドン / 木質建材 / ラドンシーラント / ラドン低減率 / ラドン拡散係数 / 石膏 / MDF / アクリル樹脂系塗料 |
研究概要 |
今年度は、シンチレーションセルおよび電離箱を使って、線源側と測定室の二室間の隔壁とした試料を透過するラドンを測定する方法で、木質材料のラドン拡散阻止能およびラドン拡散係数の数値化を行った。さらに、石膏からのラドン散逸を抑えるため活性炭のラドン吸着能を評価した。 結果は以下のとおりである。 1、木質材料の厚さ別のラドン低減率及びラドン拡散係数計算値。 2、内装材として、将来多用されることが予想されるMDFについては、ラドン透過阻止能が低が、2.8mmのMDFにアクリル樹脂系塗料で塗装した場合、ラドン低減率は89.5%となり、素材の約5倍の透過阻止能が得られることが解った。
|