研究課題/領域番号 |
07556077
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研究種目 |
試験研究(B)
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
藤重 宣昭 宇都宮大学, 農学部, 講師 (40008016)
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研究分担者 |
肥後 篤 エイワスプリンクラー株式会社, 技術開発部, 部長
山根 健治 宇都宮大学, 農学部, 助手 (60240066)
志賀 徹 宇都宮大学, 農学部, 教授 (30089932)
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キーワード | 冷房育苗 / イチゴ / トマト / ユ-ストマ |
研究概要 |
1、井水散水方式による育苗ハウスの夏期の夜間冷房が、ユ-ストマの休眠防止およびトマトの花芽分化の促進に有効であることを確認した。 2、イチゴの花芽分化促進効果を指標にして、暗黒夜冷育苗と散水夜冷育苗とを比較し、散水夜冷育苗法が安定していることを確認した。 3。同様にイチゴの花芽分化促進効果を指標にして、散水夜冷と強制通風式夜冷とを比較したところ、花芽分化促進効果において苗の窒素レベルは散水夜冷では影響しなかったが、強制通風夜冷では低窒素で促進され、高窒素で抑制された。 4、夜冷育苗でのイチゴの生育は、散水夜冷の方が強制通風夜冷よりも生育が良好であると認められた。この点に関しては、散水夜冷では高湿度環境であるのに対して、強制通風方式では低湿度環境であることから、温度と湿度環境を組み合わせて検討する必要がある。 5、冷房ハウスの外被覆材の開閉と散水の自動化については、方法を検討し、設計ができた。
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