研究課題/領域番号 |
07557120
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 展開研究 |
研究分野 |
病態科学系歯学(含放射線系歯学)
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研究機関 | 徳島大学 (1996-1997) 東京医科歯科大学 (1995) |
研究代表者 |
斎藤 一郎 徳島大学, 歯学部, 助教授 (60147634)
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研究分担者 |
坪田 一男 東京歯科大学, 眼科学, 助教授 (40163878)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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キーワード | シェ-グレン症候群 / EBウイルス / 転写因子 / ウイルス再活性化 / ZEBRA |
研究概要 |
口腔乾燥症(ドライマウス)乾燥生角結膜炎(ドライアイ)などの症状を呈する臓器特異的自己免疫疾患の一つであるシェ-グレン症候群(SS)のEBV再活性化現象の解明とその制御機構を把握することを目的として、Epstein-Barrウイルス(EBV)再活性化マーカーであるZEBRAの発言解析さらにはEBV活性化に関連する宿主細胞因子の単離を試みた結果、医科に示すようなことが明らかとなった。 1.RT-PCRによる検討からSS患者由来B細胞株SS-BCLにはZEBRA mRNA発言が認められ、末梢血中でもEBV再活性化が検出された。 2.EBV再活性化モデルAKATA細胞を使用したmRNA differential displat法よりEBV再活性化状態に特異的に発現している遺伝子断片が得られた。 3.塩基配列解析の結果、mRNA differential displat法により得られた遺伝子断片はP/CAF塩基配列と完全一致を示す遺伝子断片であった。 4.degenerate PCRによって一次アミノ酸配列上CREB/ATF、NF-ATファミリーなどのbasic Leucine Zipper構造(b-ZIP)モチーフを有する因子b-ZIPファミリーに類似した構造をもつ遺伝子断片が得られた。 以上の結果から、これらの転写因子の結合を阻害することによりEBVの活性化を抑制出来る可能性が示唆された。
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