研究分担者 |
松本 芳嗣 東京大学, 農学部, 助教授 (00173922)
是永 正敬 高知医科大学, 医学部, 助手 (00128274)
片倉 賢 東京慈恵会医科大学, 医学部, 講師 (10130155)
古谷 正人 高知医科大学, 医学部, 助教授 (00035437)
野中 薫雄 琉球大学, 医学部, 教授 (10039571)
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研究概要 |
リーシュマニア症の治療に関連した事項について検討し,以下のような成績を得た. 1.皮膚リーシュマニア症患者に対し,抗マラリア剤のメファキンとプラスモトリムを経口投与したところ,両剤とも治癒率,速効性の点で勝れていることが判明した. 2.Leishmania amazonensiaの薬剤耐性に関与するP-糖タンパク質遺伝子を単離し,その全塩基配列を決定した. 3.種々の条件下で抗マラリア剤(メファキン)の内臓型リーシュマニア症に対する効果を動物実験により検討した. 4.Leishmania amazonensiaへのイヌIL-8遺伝子の導入とその発現に成功した. 5.AP-PCRやELISAによる原虫株の分析ならびにNested PCRによる組織切片内原虫の検出に成功した.
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