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1996 年度 実績報告書

近赤外光による脳局所血液量・ヘモグロビン酸素飽和度の三次元表示画像の作製

研究課題

研究課題/領域番号 07557323
研究機関東海大学

研究代表者

篠原 幸人  東海大学, 医学部, 教授 (60051504)

研究分担者 伊藤 嘉敏  日立製作所, 中央研究所, 主任研究員
川口 文男  日立製作所, 中央研究所, 主任研究員
灰田 宗孝  東海大学, 医学部, 講師 (20208408)
泉 義雄  東海大学, 医学部, 講師 (30151426)
キーワード光CT / 近赤外光 / ヘモグロビン / 酸素飽和度 / 脳虚血
研究概要

平成8年度はラット脳梗塞モデルについて画像化を試み、モデル作成一日後においては病側のヘモグロビン量の低下を認め、7日後の画像では同部のヘモグロビン量の回復が認められた。虚血病巣をCTやMRIといった従来の方法と全く異なる手法により梗塞巣の描出が可能であることを立証した。病的状態の画像化には迅速なデータ収集が欠かせない、そのためコンピュータ制御の光りスイッチを採用し、15分でデータを収集する事を可能とした。これらの結果は、脳梗塞などの病的状態での脳組織内ヘモグロビン量および酸素飽和度の変化についての情報を全く無侵襲に得ることの可能性を示すものとして重要である。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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