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1996 年度 実績報告書

海外日本語教育機関を支援する教育情報ネットワーク・システムの開発と利用

研究課題

研究課題/領域番号 07558032
応募区分試験
研究機関筑波大学

研究代表者

西村 よしみ  筑波大学, 文芸・言語学系, 助教授 (40208228)

研究分担者 カイザー シュテファン  筑波大学文芸, 言語学系, 教授 (70223089)
酒井 たか子  筑波大学文芸, 言語学系, 講師 (40215588)
小林 典子  筑波大学文芸, 言語学系, 助教授 (00241753)
山元 啓史  筑波大学文芸, 言語学系, 講師 (30241756)
加納 千恵子  筑波大学文芸, 言語学系, 助教授 (70223089)
キーワード日本語教育 / インターネット / ビデオオンデマンド / 教材開発 / 教材開発 / ネットワーク
研究概要

本研究の目的は海外日本語教育機関を支援する教育情報ネットワークシステムの開発とその利用について調査することである。
本年度の研究計画は第1はネットワークを通して教育情報データベースの開発である。文法・聴解・漢字などのいままで筑波大学で開発してきた多くの診断問題をデータベース化した。作業としては光学式読みとり装置にて電子化テキストを作成した上で、それぞれの教科特性に応じたデータベースの構造定義を行うと同時にお互いの関連についての検討した。第2はそれらテスト理論や研究報告集、研究文献、CAI、映像ソフトの公開である。現在FTPの運営を行っており、テキストのデータやプログラムなどのバイナリデータは転送実績が十分であることを実験確認した。また、WWWサーバを立ち上げて、マルチプラットホームのユーザ環境を完成させた。これに伴い画像転送実験をするために日本語ビデオ教材のMPEGデータ変換を行い、その準備をおこなった。来年度は映像のネットワーク実験およびサービス状況の調査をすることができよう。第3は上記データを操作するツール群の開発と整備である。本年度は文節切り、構文解析、仮名漢字混じり文をひらがなに変換するシステムの導入をおこない、電子化記事のよみがなつけ、ローマ字化の自動変換を実現させ、教材開発の支援ツールとして利用できるようになった。入念な入出力のチェックを行った上で、来年度はこれらの組合せでどのような応用がサービスできるかを検討する。

  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] カイザー シュテファン: "漢字教育をめぐる基礎問題-漢字と表音文字の処理は違うものか-" 日本科学教育学会,第20回年会論文集. 20. 101-102 (1996)

  • [文献書誌] 加納 千恵子: "初中級学習者に対する漢字指導の一試案" 筑波大学留学生センター 日本語教育論集. 12. 139-154 (1997)

  • [文献書誌] 山元 啓史: "日本語教育支援データベースCASTEL/Jを利用した教材開発支援システム" 日本科学教育学会,第20回年会論文集. 20. 105-106 (1996)

  • [文献書誌] 山元 啓史: "専門文献読解のための教材作成支援システムの開発(1)" The first intenational conference on CASTEL/J. 129-135 (1995)

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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