• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

成長曲線モデルに基づく統計解析のためのコンピュータソフトウェアの開発

研究課題

研究課題/領域番号 07558033
研究種目

試験研究(B)

研究機関広島大学

研究代表者

大瀧 慈  広島大学, 原爆放射能医学研究所, 教授 (20110463)

研究分担者 新田 裕史  国立環境研究所, 主任研究員 (40156138)
加藤 浩  日本電気(株), 情報メディア研究所, 主任研究員
神田 隆至  広島工業大学, 環境学部, 教授 (40098679)
藤越 康祝  広島大学, 理学部, 教授 (40033849)
キーワード成長曲線モデル / 混合効果モデル / 共分散構造 / 多項式モデル / モデル選択 / コンピュータソフトウェア
研究概要

ソフトウェアの開発に関しては、現時点でMS-DOS(Ver5.0以上)上で作動するフォートランプログラム“GROWTH2"がほぼ完成の段階に達している。このプログラムは目的変数が単変量連続型であるデータを対象とするもので、平均母数に線形構造を取り入れた混合効果モデルが扱え、Vonesh-Carter法に基づき繰り返し算法を用いないで未知母数の推定を行うことができるものである。また、この“GROWTH2"のサブプログラムとして平均母数に関する線形仮説に対してWald型検定を簡便に実行するためのプログラムやモデルの適合性を検証するための残差分析のためのプログラムも開発している。“GROWTH2"関連の課題としてGUIの改良、Windows95上の移植等が残されている。一方、理論面では、藤越らにより拡張成長曲線モデルにおける推定量の統計的性質に関する研究や多項式トレンドの次数選択,およびその選択基準量の構成等の検討が行われた。さらに神田らにより種々の共分散構造を想定した場合の多重比較法について研究が行われた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Y. Fujikoshi, K. Satoh: "Estimation and model selection in an extended growth curve model" Hiroshima Mathematical Journal. 26. (1996)

  • [文献書誌] T. Seo, T. Kanda: "Multiple comparison in the GMANOVA model with covariance structures" Journal of the Japan Statistical Society. 26. (1996)

  • [文献書誌] 大瀧 慈: "GROWTH2:母数に線形構造を持つ成長曲線モデルによる統計解析用プログラム" 広島大学原爆放射能医学研究所年報. 37.

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi