• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

ライフライン耐震診断プログラムILASの強化と地域性を考慮した主要都市への適用

研究課題

研究課題/領域番号 07558055
研究種目

試験研究(B)

研究機関埼玉大学

研究代表者

川上 英二  埼玉大学, 工学部, 教授 (50125887)

研究分担者 佐藤 正行  東電設計(株), 技術開発本部, 課長
野田 茂  鳥取大学, 工学部, 助教授 (80135532)
茂木 秀則  埼玉大学, 工学部, 助手 (80261882)
キーワードライフライン / システム / ネットワーク / プログラム / 地震 / 震害 / 復旧 / 都市基盤
研究概要

本研究では,ライフラインシステムの機能損失と復旧過程の診断のための解析アルゴリズムの体系化,相互のライフラインシステム間の連鎖性と各システムの地域性を考慮した解析を目指して,汎用プログラム・パッケージILAS(Integrated Lifeline Analysis System)を作成することを目的としている.
本年度は,以下手順に従い検討を進めた.
(1) 従来の手法の調査
ライフラインの高次施設から構成されるネットワークに対して従来行われてきたネットワーク解析,シュミレーションなどの手法を分類整理した.また過去の震害事例などを調査しながら低次施設に対してのモデル化の方法を検討した.
(2)従来のパラメータの調査
震害記録,従来の解析結果を基に,構造物の破壊確立などのパラメータを整理調査した.
(3)従来の結果の調査
震害記録,従来の解析結果を基に,システムの機能損失と復旧過程の結果を整理整頓した.
(4)従来のプログラムの収集
これまでに作成したり,頂いたり,公表されているものに加えて更にプログラムの収集を行った.
(5)アルゴリズムの整理統合,体系化
ライフラインの解析方法を汎用化するため,アルゴリズムの整理統合,体系化を行った.
(6)プログラムサブルーチンの作成
プログラム・パッケージの構成を明らかにし,サブルーチンへの分割,変数の統一などを行った.ライフラインシステムの機能損失と復旧予測とに関するプログラムの主要部分のサブルーチン集を作成した.

  • 研究成果

    (7件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (7件)

  • [文献書誌] 川上英二,茂木秀則: "多地点の地震観測記録を含む時空間確率過程の内挿とシュミレーション" JCOSSAR'95論文集. 3. 495-502 (1995)

  • [文献書誌] GHAYAMGHAMIAN M. R. KAWAKAMI H. and MOGI H.: "Microtremor Date Analysis for Seismic Microzonation in North of Tehran" Earthquake Geotechnical Engineering. 561-566 (1995)

  • [文献書誌] MOGI H., KAWAKAMI H. and GHAYAMGHAMIAN M. R.: "Probability Distributions of Spectra and Spectral Ratios" Earthquake Geotechnical Engineering. 573-578 (1995)

  • [文献書誌] Noda, S., Hoshiya, M.: "Simple Kriging and Conditional Simulation of a Lognormal Stochastic Field" Applications of Statistics and Probability (Proc. of the ICASP7 Conference). 1237-1242 (1995)

  • [文献書誌] 野田 茂・塚本博之: "条件付正規確率場におけるベイジアン・クリッギング" 構造物の安全性および信頼性(JCOSSAR'95論文集). 3. 649-656 (1995)

  • [文献書誌] 野田 茂: "学校のライフライン防災" 教育と施設. 51. 49-52 (1995)

  • [文献書誌] 川上英二,馬越ふみあき,岡田博義: "首都圏エリア別防災ガイド" 同文書院, 239 (1995)

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi