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1995 年度 実績報告書

中高年者の歩行能力を維持するための筋力・動作研究とその活用

研究課題

研究課題/領域番号 07558137
研究種目

試験研究(B)

研究機関東京大学

研究代表者

深代 千之  東京大学, 教養学部, 助教授 (50181235)

研究分担者 安倍 孝  東京都立大学, 理学部, 助教授 (90184217)
川上 泰雄  東京大学, 教養学部, 助手 (60234027)
船渡 和男  東京大学, 教養学部, 助手 (60181442)
福永 哲夫  東京大学, 教養学部, 教授 (40065222)
キーワード中高年 / 歩行 / トレーニング / コンピュータ通信
研究概要

中高年者が健全な社会生活を営むための最も基本的なことは、自らが自分の力で移動できるか否か、すなわち身体的には歩行能力が最も大きな課題となる。歩行を可能にするためには、体重を支え、地面を蹴る脚の筋力が必要である。歩行に十分な筋力発揮のためには、その出力に応じた筋の太さ:筋量が必要となる。ただし、同じ筋量でも、力発揮の方向など動作によって、歩行の移動量は大きく異なる。
そこで本研究では、中高年者を対象に上下肢の筋力トレーニングを課し、脚の筋量/筋力の変化と歩行の動作解析との因果関係を把握して、その研究結果を基に、中高年者の歩行の運動処方を作成する。その処方をパターン分類して、コンピュータ通信で送・受信できるようにする、という目的で研究を進めている。これまで、中高年者10名を対象にトレーニング(トレーニング条件:上・下肢・体幹の主要筋群8種目、負荷60-80%1RM、2-4セット/回、2-3日/週)を行い、そのトレーニングの前後に歩行動作をビデオ撮影した。さらにA身体組成(水中体重法)、B超音波による皮脂厚、C肘・膝関節の筋力(Cybex)、D食事と身体活動量の評価、E血液検査を行い、総合的にトレーニング効果を評価しようとした。現在、データを解析中である。それと平行してコンピュータ通信(インターネット)に運動処方を入れる手順を構築しているが、静止画面ならば既に入力でき、国内外から自由にアクセスできるところまできている。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Fukashiro, et al: "Ul^+rasonography gives directly but noninvasively elastic characteristic of human tendon in vivo" Eur. J. Appl. Physiol.71. 555-557 (1995)

  • [文献書誌] 深代千之: "身体運動の再構築" Jpn. J. Sports Sci.14. 509-510 (1995)

  • [文献書誌] 柴山明・深代千之: "身体運動中のMuscle-tendon complexの動態" Jpn. J. Sports Sci.14. 529-535 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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