研究課題/領域番号 |
07558216
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研究種目 |
試験研究(B)
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
野島 博 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (30156195)
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研究分担者 |
小堀 正人 山之内製薬株式会社, 第二分子医学研究所, 主任研究員
沖花 裕行 藤本製薬株式会社, 創薬研究所, 課長
木村 信也 大阪大学, 微生物病研究所, 教務職員(研究員) (70273703)
田中 誠司 大阪大学, 微生物病研究所, 助手 (50263314)
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キーワード | cDNAライブラリー / サブトラクション / 破骨細胞 / オステオブラスト活性 / 分裂酵母 / 減数分裂 / 遺伝子破壊 / 四分子解析 |
研究概要 |
(哺乳動物細胞)うさぎ破骨細胞cDNAライブラリーから脾臓mRNAを差分化することで85%程度破骨細胞特異的なcDNAライブラリーを作製できた。1200個のクローンについて塩基配列を決定し、未知のものについてアッセイしOsteoblast活性を持つクローンを単離できた。この2つの詳細な解析を始めている。また現在4000個のクローンの塩基配列を決定中であり、全クローンの機能アッセイも継続している。(分裂酵母)窒素枯渇条件により減数分裂を誘導する転写カスケードに載っている制御因子遺伝子を重差分化法を適用することで多数クローニングし、meu(meiosis-dependent upregulatedgene)と命名した。それらは以下の3種類に分類されることが分かった。◯1TypeI:Ohr(mitosis log phaseに相当する)ではホモ株もヘテロ株でも全く発現されていないもので真に減数分裂特異的発現がなされるもの。◯2TypeII:Ohrでも少しではあるが発現がみられるもの。減数分裂以外でも何らかの役割を果たしている可能性がある。◯3TypeIII:ノーザンブロットにおいて二本以上のバンドが見られ、そのうち一つのみがmeu遺伝子としての挙動を示すもの。類似の二種類のmRNAが別々に存在する場合、あるいは選択的スプライシングにより生成されるもののうち一つのみが減数分裂に特異的である場合などが考えられる。我々はこれら遺伝子群をque(quasi meu)と呼ぶことにした。今後はこれらmeuゲノム遺伝子をさらに多くクローン化し、全塩基配列を決定するとともに遺伝子破壊を行って、四分子解析によって必須遺伝子であるかどうか、減数分裂前DNA合成期に影響するかどうかを調べる。また実際にDNA複製に絡んでいるかどうか生化学的諸実験も行う積もりである。
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