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1996 年度 実績報告書

プラトン哲学に於ける感覚の位置づけに関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07610006
研究種目

基盤研究(C)

研究機関神戸大学

研究代表者

眞方 忠通  神戸大学, 文学部, 教授 (20006555)

キーワードanamnesis / elenchos / dialektilce / a priori / G.Vlastos / Bodu-Addo
研究概要

1.プラトンの初期対話篇群に溯り、ソクラテスが「とは何か」を問い、その解答を吟味論駮する現場での、とりあげられる経験、実例、反例の役割が、プラトン哲学に於ける感覚の役割に受けつがれて行く経過を明かにした。
2.『国家篇』のディアレクティケ-の過程で、プラトンが感覚界を切り捨て叡知界に飛躍するとの通説に対するBedu-Addoの反論の長所と短所の検証を努めた。
3.『メノン』に於ける所謂「想起の実験」の目的について、定説とされてVlastosのアプリオリな推理能力実証説の問題点を洗い出した。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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