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1997 年度 実績報告書

日本の生命観に関する思想史的統合研究

研究課題

研究課題/領域番号 07610046
研究機関国際日本文化研究センター

研究代表者

鈴木 貞美  国際日本文化研究センター, 研究部, 教授 (60179207)

研究分担者 森岡 正博  大阪府立大学, 総合科学部, 助教授 (80192780)
山折 哲雄  国際日本文化研究センター, 研究部, 名誉教授 (40102686)
キーワード生命 / 生命観 / 生命主義
研究概要

山折哲雄は宗教観との関係で「暮しの中の祈り」(岩波書店)、折口信夫における生命観を「物語の始原へ-折口信夫の方法」(小学館)をまとめた。
鈴木貞美は、明治後半期の宗教哲学、生物学を集約した思想として西田幾多郎の哲学をとりあげ、とりわけ「善の研究」(1911)の思想史的意味を解明し『「善の研究」を読む-生命主義哲学の形成』(「日本研究」1998年2月)にまとめた。また、西田の生命主義が歴史主義哲学と結合した「日本文化の問題」(1938)を中心にしたpaperを1997年10月パリのコロック「近代の超克と場所の論理」、11月モントリオールズ学マッギル大学でレクチュアをした。
森岡正博は、今日の生命論理に関する共同研究を組織し、研究を発展させた。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 鈴木貞美: "西田幾多郎『善の研究』を読む-生命主義哲学の形成" 日本研究. 第16巻. (1998)

  • [文献書誌] 山折哲雄: "暮しの中の祈り" 岩波書店,

  • [文献書誌] 山折哲雄: "物語の始原-折口信夫の方法" 小学館,

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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