研究概要 |
小畑は病児の身体内器官の発達を調査し,探索的データ解析の手法を用いて,分析し,各器官の機能の理解の程度を研究した。結果として,病弱児(今回は喘息児)の方が,身体機能の知識が健康児より劣っていることが明らかとなった。以上の分析の結果は日本特殊教育学会第33回大会にて発表された。 村上は病弱児を対象としてLocus of Controlに関する調査を進めている。また一方血友病児,喘息児,食物アレルギーの3事例について,セルフケアを「したくない」状況の分析をし,その「したくない」状況が個人の認識形態や生活パターンと結びついて獲得されるものであると結論した。この症例研究の結果は日本特殊教育学会第33回大会にて発表された。
|