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1995 年度 実績報告書

文化固有の図形判断枠に関する伝統心理学的研究一日,中,韓国像を中心に-

研究課題

研究課題/領域番号 07610147
研究種目

一般研究(C)

研究機関東海大学

研究代表者

入谷 敏男  東海大学, 文学部・文教学科, 教授 (00055831)

研究分担者 小熊 均  茨城大学, 教育学部・心理学科, 教授 (30073919)
キーワード図形の判断枠 / 文化差 / 器物の命名の範囲
研究概要

本研究は、異なった文化の背景となる伝統体系が、それ自体概念と形成するという伝統相対像を、日本像と中国像、韓国像において検証することにおかれている。平成7年度においては、これらの3つの文化圏で、日常で使用される器の命名判断(数学的図形の上に反映された命名判断)がどのように異なっているかと調べたた。中国と韓国の調査は、本学に在籍中の大学院生(博士保性)に当方で用意した60種類の図形を渡し、日文字で書いた般出を原地の文芸に倏供をお願いし、休暇帰省中に調査を実施して貰った。尚中国本土との違いを調べるために台湾を含めることにした。国内における調査は、研究分担者の小熊均氏に依頼した。
〔結果〕1.「椀」の形から「皿」の形へとグレードをつて変化させた半王の中で、日本と中国本土、台湾の反応は互いによく似るが、韓国の反応はいささか異なっていることが判明した。2.器の形を2時限で示し横巾の広いものから巾の狭いものへと一定の間隔において変化させ反応に関しては、日本と中国本土、台湾、韓国では図形に対する反応が若干異なることが示された。3.「円」から「楕円」の形にグレートをつけた反応では「卵」の反応が多く牝のひびが、日本の卵型に対する反応と、中国本土、楕円の「卵」の反応はいささか異なることが示された。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Toshio, IRITANI: "Differences and Similarities obfaund by Cron-Culhnel Reseerch to the Problems of winld reility" International Council of Psychologists. 53rd convention. (1995)

  • [文献書誌] 入谷敏男、小熊均: "図形の判断枠に関する文化差-日本、中国、韓国からの得られたデータを中心に-" 日本社会心理学会第37回大会. (発表予定). (1996)

  • [文献書誌] Toshio, ITITANI: "Langarge and thsught : A Perspeetfic of Non-Westesm Luguejes" Basul Blacknvell Pwfllshuns.(Oxlnd U K), ca.300 (1997)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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