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1997 年度 実績報告書

現代日本人のアフリカ観の形成

研究課題

研究課題/領域番号 07610317
研究機関立教大学

研究代表者

栗田 和明  立教大学, 文学部, 助教授 (10257157)

キーワードアフリカ観 / 新聞 / パック旅行 / テレビコマーシャル / 映画 / 旅行記
研究概要

アフリカ観についてさまざまな観点からの調査を進めることができた。具体的には、新聞報道、テレビコマーシャル、旅行記の内容、映画での取り上げ方、パック旅行の内容、目的地、旅行会社での扱い、である。
報告書として当初の予定通りJapanese Outlook on Africa:How Information Is Transmitted by Media? Occasional Papers,Center for Asian Area Studies.Rikkyo University.No.8を英文で発行した。
判明したことは以下のとおりである。アフリカに関して、他の大陸と比較して情報量が圧倒的に少ない。情報の内容について、政変、事故、などのいわゆる事件を示す新聞報道と、アフリカの自然を売る旅行業、テレビコマーシャルでは、アフリカの異なる側面を強調しており、ほとんど共通性がない。旅行記では、この両方への関心が見られる。しかし、他の大陸に比較して、特定の分野に関心を絞った紀行は少なく、いわゆる冒険ものを読者に迎合的に記述するものも多い。以上の内容の詳細は報告書にゆずる。
今回取り扱った媒体で、旅行に関係するものについては十分に網羅的な調査をおこなうことができなかったので、成果の報告書には含めていない。これ以外に、オンラインでのさまざまな情報、学校教育の中での情報についても、若干の調査を手がけたが、報告書にまとめるまでになっていない。今後の継続的な課題としたい。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] K.Kurita: "Japanese outlook on Africa:How information is transmiffed by media?" Centre for Asian Area Studies,Rikkyo University, 60 (1998)

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公開日: 1999-03-15   更新日: 2016-04-21  

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