研究概要 |
1.本年度に調査した朝鮮系文物 (1)書籍(朝鮮本)…邪馬溪文庫(大分県邪馬溪町),長崎県立図書館,対馬歴史民族資料館にて,朝鮮古書籍を調査。研究班独自の調査ノート(朝鮮古書籍調査カード)を作成し、また、調査の一部は諸洪一氏の研究論文に活用されている。 (2)仏像…対馬島の法清寺,大興寺,西山寺,対馬歴史民族資料館岡山県大原美術館,京都大学文学部博物館にて、朝鮮伝来の仏像を調査。その一部は、浜田の翻訳書に活用されている。 (3)梵鐘……対馬島の多久頭魂神社、太平寺に和鐘を、福岡県甘木市歴史資料館、大分県宇佐神宮に朝鮮鐘を調査。 (4)山城…福岡県久留米市、把木町,佐賀県武雄市,佐賀市に朝鮮式山城を踏査,その対外的意味を考察している。 (5)その他…東京国立博館に高句麗広開土王碑の拓本,学習院大学史料館に高句麗の搏を調査した。
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