研究分担者 |
布川 和彦 上越教育大学, 学校教育学部, 助手 (60242468)
手島 勝朗 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (70236967)
中川 仁 上越教育大学, 学校教育学部, 助教授 (30183883)
溝上 武実 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (90044445)
森 博 上越教育大学, 学校教育学部, 教授 (00042185)
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研究概要 |
研究課題「リーマン・ヒルベルト問題の研究」について今回の研究実はまずp-hyponormal作用素にputnamの不等式を導いた論文「Putnam's inequality for p-hyponormal operators」をProc. Amer. Math. Soc. より発表し広く配布しました.また,p-hyponormal作用素にangullar cuttingを導入することができ,論文「On the angullar cutting for p-hyponormal operator」としてまとめActa Sci. Math. (Azeged)より発表しました.次にp-hyponormal作用素に新しいgeneral polar symbolを導入することができ,スペクトル分解定理を得ることがでましたので,これは「On spectra of p-hyponormal operator」としてまとめIntegral Equations and Operator Theoryより発表しました.最後にcompletely p-hyponormal作用素のスペクトルの性質を研究し論文「Spectra of completely p-hyponormal operators」としてまとめGlasnik Mat. より発表しました.引き続きp-hyponormal作用素はWeylの定理が成り立つことを証明し,論文「Weyl's theorem holds for p-hyponormal operators.」としてまとめ現在論文を投稿中であります.p-hyponormal作用素に対してsingular integral modelを作ることもほぼ完成したと言えます.これによりRiemann-Hilbert問題をp-hyponormal作用素に拡張することが近々できるものと考えます.これらの結果は11月の北大での研究集会で「p-hyponormal作用素のスペクトル理論」として講演をおこなった。
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