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1995 年度 実績報告書

数理物理学における偏微分方程式と擬微分作用素論

研究課題

研究課題/領域番号 07640205
研究機関大阪大学

研究代表者

長瀬 道弘  大阪大学, 理学部, 教授 (70034733)

研究分担者 榎 一郎  大阪大学, 理学部, 助教授 (20146806)
竹腰 見昭  大阪大学, 理学部, 助教授 (20188171)
杉本 充  大阪大学, 理学部, 講師 (60196756)
今野 一宏  大阪大学, 理学部, 助教授 (10186869)
小磯 憲史  大阪大学, 理学部, 教授 (70116028)
キーワード擬微分作用素 / 表象 / シュレディンガー方程式 / ウェーブレット / 基本層度関数 / 多重解像度解析
研究概要

研究課題に従い、物理数学に現われる偏微分方程式の研究、擬微分作用素論の研究更にはフーリエ解析の応用として高次元空間におけるウェーブレット理論などについて研究した。
研究代表者は擬微分作用素の基礎理論、特にL^p-理論について研究し、L^p(IR^n)からL^q(IR^n)(p<q)への有界性に関して成果を得た(発表予定)。またウェーブレット理論についても3次元空間IR^3でのウェーブレットに関して単純ウェーブレットと呼ばれるウェーブレットの構成法について成果を得た。この検証にあたりコンピューターを用いてこの構成法で8通りのウェーブレットが構成できること及び4次元以上の空間では単純ウェーブレットの構成は不可能であることなどを得て数学的な証明を与えた。また高次元多重ウェーブレット(multi-dimensional multi-wavelet)について新しい構成法を引き続き研究している。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 芦野隆一、長瀬道弘、R.Vaillancourt: "On an algorithm for constructing multi-dimensional wavelet" Osaka J.Math.32. 397-407 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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