MACHO Collaborationは、その第1年度のデータを解析して、我々の銀河中のハロ-の20%程度がMACHOであると報告した。しかし、これは、我々の銀河の質量モデルに依存する結論である。そこで非球対称で、一般には遠方で平坦な、回転曲線を必ずしも与えないモデルを考えた。モデルのパラメーターは、R=2KPCと8.5KPCでの観測された回転曲線を再現するという制限を与えると、もっと中心集中度の高い場合ハロ-の100%がMACHOでありうることを示した。又、MACHOの質量関数は、TysouによるDeep Surveyと無矛盾であるためには、指数xが5以上の急なものでなくてはならないことがわかった。
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