研究課題
一般研究(C)
量子ホール効果の場の理論的研究が以下のいくつかの点で進展した。1.有限サイズ補正が、局在領域では消失すること、その結果、ホール伝導度の大きさが厳密に量子科された値、e^2/h^x整数、となり、微細構造定数が決定されうると共に、抵抗標準として使われうることが示された。2.量子ホール効果の破れについての解析が進行し、有限電流における量子ホール効果の破れが、定性的に理解されうることがわかった。3.分数ホール効果状態に対するflnx状態としての分子場近似が解析され、その理解が進みつつある。
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