研究課題/領域番号 |
07640564
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研究種目 |
一般研究(C)
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
遠藤 辰雄 北海道大学, 低温科学研究所, 助教授 (20001844)
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研究分担者 |
高橋 庸哉 北海道教育大学, 教育実践研究指導センター, 助教授 (60236297)
兒玉 裕二 北海道大学, 低温科学研究所, 助手 (70186708)
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キーワード | 酸性雪 / 霰 / 雪片 / レーダー / 硫酸塩 / 硝酸塩 |
研究概要 |
降雪粒子の大部分は、主に霰(あられ)と雪片(せっぺん)とに大別することが出来る。そこで降った直後の降雪粒子を篩(ふるい)を用いて霰とその他の降雪粒子(雪片等)に分けて、化学分析したところ、篩に残った霰粒子の方が常に高い酸性度を示すことが発見された。この酸性度の高い霰を形成する高度は雲層全体の下層部にあたることが、これまでの研究により推定された。この構造と地上で採集した降雪粒子の酸性度との関係をより対応づけるために、地上における降雪粒子の採集をこれまで以上に頻繁に行い、時間的により高分解能な時系列変化を求めた結果、次の事が明らかになった。 霰や雲粒付き結晶等の雲粒補足過程で成長する雪は硫酸塩を含み、雪片などの気相成長による単結晶の雪は硝酸塩を多く含む傾向が可なりの再現性をもって確かめられた。
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