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1995 年度 実績報告書

ウシガエル精巣特典的タンパク質とプロタミン

研究課題

研究課題/領域番号 07640890
研究種目

一般研究(C)

研究機関群馬県立医療短期大学

研究代表者

林 宏昭  群馬県立医療短期大学, 診療放射線学科, 教授 (50008611)

研究分担者 林 倶子  群馬工業高等専門学校, 物質工学科, 助手 (20125868)
キーワードウシガエル / 精巣特異的タンパク質 / プロタミン
研究概要

ウシガエルの精巣から精巣特異的タンパク質やプロタミンを採取する方法論について検討した。対照としてアフリカツメガエルやイモリ、ニジマスなどの精巣、ウシガエルの肝臓を用いた。各臓器をタンパク質分解酵素阻害剤を含む生理食塩水中でホモゲナイズ、遠心を繰り返し粗クロマチンを調製し、常法どうり酸抽出により塩基性タンパク質を得た。これらの標品をポリアクリルアミドゲル電気泳動(酢酸/尿素系、SDS系)により検定した。ウシガエル精巣を除く各臓器からは予想どうりヒストンと共にプロタミンと予想される染色バンドが認められた。しかしウシガエル精巣からはプロタミンに相当するバンドは検出できなかった。しかしプロタミンよりも高分子側に、対照とした肝臓には見られない新規のバンドが認められた。そこでウシガエルでは哺乳類型(すなわち、多数のCysによる架橋により網目状になり単なる酸抽出では抽出されない)の可能性を考えて還元/アルキル化後抽出を試みた。しかしこの方法でも新たなバンドは認められなかった。したがってウシガエルにおいては、少なくともプロタミンはこれまで知られているものとはかなり異なっていることが示唆された。今後カラムクロマトグラフ-による分別、分取を行い特徴付けを行う予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 林 宏昭: "Sodefrin A Female Attracting Peptidl Pheromone in Newt Cloaeal Glands" Science. 267. 1643-1645 (1995)

  • [文献書誌] 林 宏昭: "The awino acid sequeuce and interaction with the nuclesome core DNA of transition protein4 from boar late Spermatia" Eur.J.Biochem. 233. 179-185 (1995)

  • [文献書誌] 林 宏昭: "Sialyllac tose-mediated Cell tuferaction during Granulosa cell Ditterentiation." J.Biol.Chem. 270. 7858-7863 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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