研究目的(初年度研究計画調書に記載)→研究成果 1.磁気ばね関数の同定計算のアルゴリズム/プログラムの完成。→所期の成果に到達。 2.静的磁場による磁気ばね関数同定精度の理論的検討(数値計算結果の同定問題)。→所期の成果に到達。 3.静的磁場による磁気ばね関数同定精度の実験的検討。→所期の成果に到達。 4.渦電流による反発磁場のばね関数の実験的同定。特に超高速走行体(音速程度迄)について。→走行速度300km/hに相当する実験装置が完成し実験を続行中。 5.同上に関する非線形振動とくにカオス、走行(磁束せん断)抵抗、振動減衰の問題の研究。→理論構成および実験装置が完成し研究を続行中。 派生問題→研究成果 6.非線形振動に関する計算機シミュレーション。→所期の成果に到達。 7.解/関数などの高精度数値化/厳密表示問題の研究。→所期の成果に到達。 今後の研究の展望に関する計画 研究目的4に対応する実験装置は遠心力による応力に対するドラムの強度不足の問題で音速程度の超高速を実現することは不可能との結論に達した。そこでドラムの回転数に応じてドラム外周から所定の圧力の高圧ガスを噴射して応力の中和をはかる方法を考案し装置の基礎設計を完了した。しかしその製作は予算的に大規模となるため別途の研究計画として実施の予定である。
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