研究概要 |
ディジタル通信伝送路のブラインド等化について新しい成果も得たので、その成果を1996年5月米国のアトランタで開催された米国電気電子学会(IEEE)の回路とシステムに関する国際会議で公表した。また,多チャンネルの信号のブラインド等化について新しい方法を考案したのでその成果を1996年6月ギリシャで開催された統計的信号とアレー処理に関する信号処理国際会議で公表した.さらに、これらの成果をより発展させ新しい成果を得たので、1996年6月ホンコンで開催された神経情報処理に関する国際会議と,1996年10月中国で開催された信号処理に関する国際会議で公表した。また、入力信号が有色信号となる場合、出力信号の3次または4次のキュムラントからは元のシステムが唯一に確定せず、元のシステムに統計的に出力等価となるシステムのクラスを明白にし、その結果を1996年12月神戸で開催されさた決定と制御に関する国際会議で公表した。 これらの研究成果に基づいて,多チャンネルの信号のブラインド等化について新しいアルゴリズムを考案したので,その成果を1997年7月カナダで開催される高次統計量に関するIEEE信号処理のワークショップで公表する予定である。
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