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1995 年度 実績報告書

自己収縮を考慮したマスコンクリートのひび割れ制御に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07650531
研究種目

一般研究(C)

研究機関足利工業大学

研究代表者

宮澤 伸吾  足利工業大学, 工学部, 助教授 (10157638)

研究分担者 田澤 栄一  広島大学, 工学部, 教授 (60155067)
キーワードマスコンクリート / 自己収縮 / 高強度コンクリート / ひび割れ / 収縮
研究概要

各種セメント(普通ポルトランドセメント、中庸熱プルトランドセメント、早強ポルトランドセメント、ビ-ライト系低発熱セメント)を用いたセメントペーストおよびコンクリートの自己収縮ひずみの測定および拘束試験の結果から、以下のような結論が得られた。
(1)コンクリートの自己収縮ひずみは、セメントペーストの場合と同様に、セメント中の間隙相とくにC_3Aの含有量が大きいほど大きくなる傾向がある。
(2)セメントペーストの自己収縮ひずみは、使用するセメントの鉱物組成およびそれらの反応率により推定することができる。
(3)コンクリートの自己収縮ひずみは、コンクリートを骨材とセメントペーストの二相材料と仮定した既往の複合側(Hobbsモデルなど)を用い、セメントペーストの自己収縮ひずみおよび骨材含有率を用いてある程度推定することができる。
(4)コンクリートの自己収縮ひずみに及ぼす温度履歴の影響は、積算温度を用いて評価する事ができること、拘束応力の発生は温度変化ばかりでなく自己収縮に大きな影響を受けることが明らかとなった。

  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 宮澤伸吾: "高強度コンクリートの自己収縮に関する実験的研究" 第24回関東支部技術研究発表会講演概要集,土木学会. (発表予定). (1996)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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