• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

1995 年度 実績報告書

落石履工屋根スラブの落石による貫通破壊について

研究課題

研究課題/領域番号 07650541
研究機関金沢大学

研究代表者

桝谷 浩  金沢大学, 工学部・土木建設工学科, 助教授 (20157217)

研究分担者 五十嵐 心一  金沢大学, 工学部, 助教授 (50168100)
梶川 康男  金沢大学, 工学部, 教授 (00089476)
キーワード衝撃 / 落石 / 破壊 / 貫通
研究概要

衝撃による打ち抜き試験の前に比較データを得るために各種コンクリート版の静的載荷実験を行ない、破壊形式および荷重変位関係から破壊に要するエネルギーを調べた.また衝撃実験装置を用いて重錘による打ち抜き実験を行ない、破壊形式、貫通エネルギー、クラック面積、版の衝撃挙動などを調べ、RC版の飛来物に対する評価方法について検討した.
クッション材(砂)を敷いたコンクリート版を用いてと衝撃実験を行ない、緩衝効果について明らかにした.また、クッション材が存在する場合のコンクリート版の衝撃力評価方法について検討した.
粒状体のような不連続体の数値シミュレーションに有効である個別要素法を用いてコンクリート版の衝撃挙動のシミュレーション方法を開発応用し、より一般的な問題に適用可能とした.不連続現象が支配的となる2次元の基本問題に対してはすでにシミュレーション方法を開発し、その有効性も確認した.さらに本研究ではクッション材(個別要素)とコンクリート版(有限要素)の複雑な結合破壊解析を行うための基礎理論を展開し,この種の問題に関する有用性を明らかにした.

  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 川合,森嶋,桝谷,梶川: "衝撃荷重を受けるPCはりの挙動について" 落石等による衝撃問題に関するシンポジウム論文集. 3. (1996)

  • [文献書誌] 桝谷浩,F.Descoedres: "敷砂上への落石衝突による荷重の評価に関する一考察" 落石等による衝撃問題に関するシンポジウム論文集. 3. (1996)

  • [文献書誌] H.Masuya,Y.Nakata,Y.Kajikawa: "Application of Combination Method of District Element and Finite Element to Analysis of Impact on Structures" Proc. of Asia-Pacific Conference on Shock & Impact Loods on Structures. 1. 279-284 (1996)

URL: 

公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi