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1995 年度 実績報告書

先進複合セラミックスのマイクロRカーブの新評価法

研究課題

研究課題/領域番号 07650795
研究種目

一般研究(C)

研究機関東京工業大学

研究代表者

安田 公一  東京工業大学, 工学部, 助手 (20191306)

研究分担者 田辺 靖博  東京工業大学, 工業材料研究所, 助教授 (70163607)
松尾 陽太郎  東京工業大学, 工学部, 教授 (70016608)
キーワードセラミック複合材料 / マイクロRカーブ / 新評価法
研究概要

本研究は、先進複合セラミックスの高靱化機構の解明を目的として、数100μm程度のき裂に関する「き裂進展抵抗(マイクロRカーブ)」評価法を確立することを目的としている。本年度は以下の実績をあげている。
(1)理論上、マイクロRカーブが存在しないはずのソーダガラスを用いて、controlled surface flaw試験法により見かけの破壊靱性と研磨量の関係を実験的に求め、マイクロRカーブが在存しないことを確認し、本測定法が有効であることを確認した。
(2)柱状晶のよく発達した多結晶窒化ケイ素試料を作製し、controlled surface flaw試験法により見かけの破壊靱性と研磨量の関係を実験的に求め、マイクロRカーブを測定した。マイクロRカーブが初期き裂長さに依存しないことを見いだした。
(3)マイクロRカーブが初期き裂長さに依存しないことを破壊力学モデルに基づいて理論的に明らかにした。
(4)上記(2)、(3)について学会で発表した。

  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 安田公一: "CSF法を用いたマイクロRカーブの新評価法" 日本セラミックス協会第8回秋季シンポジウム. 248- (1995)

  • [文献書誌] J.Tatami: "Influence of Crack Propagation Path on Kic of Ceramic Couposites" Japan-V. S. CCM-VII. 135-142 (1995)

  • [文献書誌] 関口豊: "多結晶Si_3N_4のプロセスゾーンにおけるマイクロクラックの発生連結過程" 日本セラミックス協会1995年会講演予稿集. 213- (1995)

  • [文献書誌] 関口豊: "き裂進展の素過程に基づく高靱性多結晶Si_3N_4の微細組織設計" 日本材料学会平成7年度学術講演大会予稿集. 13. 57-60 (1995)

  • [文献書誌] 田口富嗣: "多結晶セラミックスにおけるCSF法を用いたマイクロRーカーブ評価法" 第14回高温材料基礎討論会. 13-17 (1995)

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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