研究概要 |
(1)運転管理,異常診断,設備管理に必要なデータを統合的に管理するデータ構造(統合モデル)を開発した。 (2)運転管理に対する適用として,サイロ系の空送作業のスケジューリングシステムを開発した。 (3)異常診断に対する適用例としては,統合モデルから異常診断に用いられる符号付有向グラフを自動的に生成するシステムを開発した。 (4)設備管理においては,統合モデルの中に配管の各部分で進行する劣化現象のモデルを取り込む必要があるが,モデルが余りに巨大化するので,劣化現象のモデルを独立させる方法を採用し,以下のような研究を行った。 (1)配管において進行する劣化現象の定性的モデルをデータベースで表現する方法の研究 (2)劣化度に関する非常に少数の観測データを基にして意思決定を行うための定性的モデルの利用法の研究 (3)配管の統合モデルと劣化現象の定性的モデル,観測データの結合による配管管理法の研究
|