今年度は「ニューラルネットワークによる反射法地震探査データ処理」の研究の一環として以下のことを実施した。 1.ニューラルネットワークによるデータ処理ソフトウェアの作成 2.合成データによるソフトウェアのテストランの実施 3.計算結果の表示のためのソフトウェアの購入 4.実際の現場データ取得のためのジォフォンの購入 その結果、従来計算機が不得手とされていたパターン認識、各種判断に対して、ニューラルネットワークが有効であることが判明した。 今後は、ニューラルネットワークの反射法地震探査への適用にとどまらず、物理検層などの他の物理探査データへの適用についても研究を進めていく。
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