研究課題/領域番号 |
07671023
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研究種目 |
一般研究(C)
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研究機関 | 大阪市立大学 |
研究代表者 |
神納 敏夫 大阪市立大学, 医学部(放射線医学), 助手 (20254401)
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研究分担者 |
高島 澄夫 大阪市立大学, 医学部(放射線医学), 講師 (40187951)
中村 健治 大阪市立大学, 医学部(放射線医学), 助教授 (00145781)
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キーワード | マイクロカプセル / 動注療法 / 抗癌剤 / 抗腫瘍効果 |
研究概要 |
実験モデル:家兎下肢に経皮的に実験腫瘍(UX2)を腫瘍片を含んだ懸濁液として注入し腫瘍塊を作製可能であった。 抗腫瘍効果の実験薬剤濃度 (方法):大腿部に作製した実験腫瘍に対し、同例の浅大腿同脈よりカテーテルを挿入し腫瘍近傍までカテーテルを進め独自に作製したマイクロカプセル(抗癌剤含有量、徐放性を規定する膜厚の異なるもの)を注入した。 (結果):腫瘍内薬剤濃度はマイクロカプセル群では、同量の薬剤動注群に比べ有意に高かった。また腫瘍、非腫瘍組織の対比は腫瘍組織の薬剤濃度は非腫瘍組織に比し、高かった。抗腫瘍効果の実験ではマイクロカプセル群は薬剤動注群に比し、発育抑制が有意に高く又、組織学的検討でもこれが証明される。なお抗癌剤を含まないマイクロカプセルでは明らかな抗腫瘍効果を認める。マイクロカプセルの効果が抗癌剤の徐放性によるものであることが証明される。
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