研究概要 |
Flow Cytometryは照射や制癌剤の処理後の細胞動態の解析が瞬時に可能である。我々は抗BrdU-モノクローナル抗体-FITCとPropidium Iodidenoの二重染色を用いて、細胞動態の解析を行った。PIだけのDNA量のヒストグラムではG1期細胞とEarlyS期の細胞のDNA量に差異がなく、S期細胞の同定は困難である。このBrDU-PIの二重染色においてG1,S,G2+M期の細胞の同定が容易にできる。本法により、照射、制癌剤処理後、早期(4時間以内)にG1の阻害の現象を認めた。
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