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1996 年度 実績報告書

ビ-グル犬を用いた異所性部分肝移植

研究課題

研究課題/領域番号 07671291
研究機関東京医科大学

研究代表者

長尾 桓  東京医科大学, 医学部, 教授 (90143487)

研究分担者 内山 正美  東京医科大学, 医学部, 助手 (40276902)
小崎 浩一  東京医科大学, 医学部, 助手 (10256274)
松野 直徒  東京医科大学, 医学部, 講師 (00231598)
キーワード肝移植 / 部分肝移植 / 異所性部分肝移植
研究概要

1)昨年度に引き続き、体重8〜10kgのビ-グル犬を用いて異所性部分肝移植を行った。すなわちドナー肝の右葉と中葉右半を移植片(全肝の約60%)とし、レシピエントの右側腹部に移植した。
2)術後早期の死亡例が多くみられた。24時間以内の死亡では腹腔内出血、7日以内の死亡では感染が主たる死因であった。
3)長期生存犬の数が少ないため、当初今年度に計画した移植肝の再生肥大を促進する研究への進展は困難であった。
4)以上より、今年度は昨年度の研究成果を再確認するにとどまった。
5)異所性部分肝移植は末期肝不全患者に対する合理的術式である。しかし手術手技、術後管理は全肝移植より困難であり、今後さらなる基礎的研究の継続が必要である。

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公開日: 1999-03-08   更新日: 2016-04-21  

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