研究課題/領域番号 |
07671292
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研究種目 |
基盤研究(C)
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
三木 健司 東京大学, 医学部・(病), 助手 (10242059)
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研究分担者 |
伊藤 精彦 東京大学, 医学部・(病), 助手 (90241984)
青柳 信嘉 東京大学, 医学部・(病), 助手
針原 康 東京大学, 医学部・(病), 講師 (10189714)
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キーワード | 異種移植 / concordant / neonatal tolerance / 異所性心移植 |
研究概要 |
HamsterからRatへのconcordant異種移植モデルにおいてneonatal tolerance導入の可能性について検討している。Hamsterの脾臓からB cellリンパ球を分離し、出生24時間以内のLewis Ratに投与した。投与経路としては経静脈路と腹腔内投与を試みた。投与リンパ球の量としては10^4、10^5、10^6、10^7、10^8個をそれぞれ試みて現在至適リンパ球投与量を検討中である。 すでにHamsterからRatへのconcordant間での異所性心移植、皮膚移植の手技は確立しており、neonatal toleranceの導入の有無については生後8週にHamsterの皮膚、心を行なって、その生着期間および移植臓器の組織学的検査により検討している。HamsterからRatへのconcordant異種移植間での異所性心移植の前処置なしのコントロール群の平均生着期間は2.6日であった。B cellリンパ球の経静脈経路と腹腔内投与では現在のところ有意な生着期間の延長効果は認められていない。経時的に移植臓器の標本を採取しており、H.E.染色とともに、接着分子およびMHC分子などの免疫組織染色を行い、これらの分子の発現などの組織学的な面から、移植臓器の変化を検討している。今後はT cellリンパ球や経門脈的投与によるneonatal tolerance導入の可能性についても検討を加えることを考慮している。
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