研究課題/領域番号 |
07671542
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研究種目 |
一般研究(C)
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
中根 一 帝京大学, 医学部, 助手 (00266305)
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研究分担者 |
金光 秀晃 帝京大学, 医学部, 講師 (10129992)
中込 忠好 帝京大学, 医学部, 助教授 (90198052)
田村 晃 帝京大学, 医学部, 教授 (80111532)
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キーワード | cytokine / mouse / rat / MCA occlision / cortical / stereotactic destruction |
研究概要 |
ラットのサイトカインに対するDNAプローブが市販されていないため、予備実験としてマウスの皮質吸引除去モデルを作製し、組織学的に検索をした。皮質吸引モデルでも、視床の神経細胞の脱落・変性が認められ、ラット中大脳動脈閉塞モデルで観察される視床の変化と同様の所見を呈した。 線条体傷害後の黒質の変性に関しては、マウスの線条体に、定位的にイボテン酸を注入して、線条体破壊モデルを作製する。現在このための条件を設定中である。このモデルの完成を待って、それぞれ神経線維連絡を有する遠隔部である視床・黒質のサイトカインのmRNA発現、量的変化を観察する。以上のマウスのモデルにより、神経線維連絡を持つ遠隔部の神経細胞変性に際する、各種サイトカインの発現の確認は可能となったが、本研究の主目的は虚血病変に伴う遠隔部の変性であり、多種多様なマウスのDNAプローブが、ラットのサイトカインと交差反応を持ち、流用でないかも調査している。
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