研究課題/領域番号 |
07671646
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
麻酔・蘇生学
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研究機関 | 東京医科歯科大学 |
研究代表者 |
槇田 浩史 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (20199657)
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研究分担者 |
山田 一郎 東京医科歯科大学, 医学部, 助教授 (90182518)
横山 訓典 東京医科歯科大学, 医学部, 助手 (00014176)
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研究期間 (年度) |
1995 – 1997
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キーワード | セボフルラン / 薬物動態 / 磁気共鳴スペクトル |
研究概要 |
セボフルラン麻酔における摂取相と排泄相は両方とも、急速に摂取あるいは排泄される速い成分とゆっくり摂取あるいは排泄される遅い成分の2項指数曲線にもっともよくあてはまることが分かった。脳、肝、骨格筋、動脈血、静脈血のそれぞれにおける指数曲線のパラメーターを求めた。摂取および排泄の速い順序は概ね、動脈血、肝、脳、静脈血、骨格筋の順であった。 またこれらの摂取曲線あるいは排泄曲線と、呼気終末セボフルラン濃度の曲線を比較すると、動脈血では非常に呼気終末濃度と一致した動態を示したのに対して、脳では呼気終末濃度の変化とはかなり遅れて変化することが分かった。 吸入麻酔薬セボフルランの摂取および排泄の動態を、磁気共鳴スペクトルを用いてウサギにおいて調べた。セボフルランの脳内での分布を画像化することを試みたが明瞭な画像は得られなかった。セボフルランの密度が低すぎることが考えられた。 フッ素原子を多量に含むパーフルブロンによる部分液体換気中のパーフルブロンの画像化を行い、新しい知見を得た。
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