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1995 年度 実績報告書

ゲノム刷り込み機構の破綻と自然流産との関連性に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 07671805
研究機関長崎大学

研究代表者

増崎 英明  長崎大学, 医学部, 講師 (00173740)

研究分担者 陣野 吉広  長崎大学, 医学部, 講師 (20179097)
キーワード流産 / ゲノム刷り込み / 分子生物学
研究概要

自然流産や人口妊娠中絶で得られた絨毛組織の染色体分析を行った.その結果,自然流産のうちおよそ80%に染色体異常が認められ,その多くは13,16,18,21および22番染色体のトリソミ-や3倍体ないし4倍体であった.一方,染色体異常を認めないものは妊娠10週以降(頭殿長30mm以上)の流産例が大部分を占めた.これらの自然ないし人工流産で染色体異常を認めない絨毛を-80℃の超低温槽に保管した.一方,動物において報告されているMash-2遺伝子塩基情報からプライマーを合成し,動物細胞の核DNAを鋳型にPCRを行い,プローブDNAを作成した.
今後,作成したDNAプローブを用いてヒトゲノムDNAライブラリーからヒトMash-2遺伝子を単離し,さらに,エクソン内の多型を利用して,H19およびMash-2転写産物の親由来を検索する予定である.

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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