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1995 年度 実績報告書

卵巣癌における内分泌(GnRHa)療法の臨床導入に対する基礎的臨床的研究

研究課題

研究課題/領域番号 07671829
研究種目

一般研究(C)

研究機関日本大学

研究代表者

斉藤 綾子  日本大学, 医学部, 助手 (90246885)

研究分担者 坂元 秀樹  日本大学, 医学部, 講師 (80158922)
佐藤 和雄  日本大学, 医学部, 教授 (80010180)
キーワードovarian cancer / gonadotropin releasing hormone
研究概要

卵巣癌の進行におけるGonadotropin Releasing Hormone(GNRH)の意義を検討した。すなわち培養細胞とくに臨床的に化学療法に抵抗するclear cell carcinomaの樹立をおこない(3株:OVHS-1,2,3)これらにおけるGNRH受容体の発現、GNRH analoge投与による増殖の変化、さらにはGNRHとCis-platinumの併用効果についてin vitroで検討している。現在までに得られた結果では、(1)これらの卵巣癌株ではいずれもGNRH受容体のmRNAが発現している(mRNA)。(2)培養系への添加では75μg/well以上の濃度で有意な増殖抑制を認めた。(3)Cis-platinumとの併用ではID50の約10分の1の低下をみとめた。以上の結果より、clear cell carcinomaにおいてはGNRH analogeを投与することでCis-platinumの抗腫瘍効果を増強させることが可能であると考えられた。

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公開日: 1997-02-26   更新日: 2016-04-21  

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